妥協することなく店づくりを遂行し、構想期間14年にも及んだ「縄屋」は2006年の6月遂にオープンが実現した。開店に際して、人口の多い京都市内に比べて不安はなかったのかをたずねると、「きちんとした料理のお店が近くにないため、京都市内まで出かけているという方が多くおられました。また、京都市内だと、その日獲れたモノでもお店に出せるのは夕方以降になりますし、色も変わってきます。弥栄町なら、新鮮なモノをお昼からでも提供できます。
素材を活かしながら様々な食し方があることを提案し、『おいしい』と言ってもらえることに喜びを感じます。」と話してくれた。